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■2003年3月5日号■

主なニュース トピックス 食品情報 物流・機器関連  

主なニュース

◆コープネット事業連合・コープとうきょう・さいたまコープ--中期計画統一へ
04年度から3カ年 連帯加速目指す
次年度は店舗部門統合に全力

 コープネット事業連合とコープとうきょう、さいたまコープの3者はこのほど、2004年度から開始する次期3カ年の中期計画を統一して作成することで合意した。これまでも無店舗事業での商品案内統一などで事業統合を進めており、「実質的組織合同」へ向けた取り組みは、今後さらに加速しそうだ。統一策定する中期計画は、コープネット事業連合の第4次、コープとうきょうの第5次、さいたまコープの第7次に当たるもの。これまでも、昨年7月の商品案内統一や、3月から開始した情報システム統一などを進めているが、今後、流通業界ではいっそうの競争激化が予想されることから、統一中期計画の策定で事業連帯のスピードアップを目指している。そのため、3者では03年度計画として、機能統合の範囲拡大へ向けた準備を進めたい考えで、これまで統合が実現した無店舗事業に加え、店舗事業での統一を促進する。
◆コープこうべ--11月完成の食品工場に大規模リサイクル設備を導入
処理費用10分の1に
 コープこうべは、日配品や麺類などを製造する六甲アイランド食品工場(神戸市東灘区)内に大規模廃棄物処理設備を導入する。稼働開始は11月下旬を予定しており、現在の廃棄物処分量、経費が10分の1となる。導入は農林水産省の食品リサイクルモデル事業の助成対象として申請。認可されれば、兵庫県初の認定事業となる。処理施設は主に、豆腐の製造で生じるおからや生ゴミを発酵させ、発生したメタンガスを回収、再利用するというもの。総事業費は3億円で、4月に着工する。施設では、おからを工場内で生じた食品廃油の燃焼で乾燥させ、ほかの製造ロスや排出汚泥を混ぜて、高温でメタン発酵させる。発生したメタンガスは発電に利用し、電気、温水として活用される。設備は、おから乾燥やメタン発酵設備のほか、製造ロスの包材破袋分別装置やビニール、包材などの圧縮減用保管設備など、5種の設備、装置を配置。同工場から排出される廃棄物は、1日当たり平均20・8トンから0・9トンと10分の1以下となる。
◆今年度決算
●さいたまコープ--事業高1000億超の見通し
2年連続実質大幅増に
 さいたまコープは、今年度決算で事業高1000億円を上回る見通しとなった。年間供給高1000億円超は2年連続。同生協は今年度から、カタログ事業と無店舗のセット業務をコープネット事業連合に移管しており、実質的には大幅増となる。03年度は、今年度に引き続き店舗改装や新形態無店舗事業の拡大を図り、購入事業だけの供給高1000億円到達を目指す。同生協の1月度までの累計決算は、事業高873億1000万円(予算差10億2000万円・前年差マイナス4000万円)、経常剰余19億8000万円(同7億3000万円・5億5000万円)。事業移管したにもかかわらず、前年並みに推移した。特に、店舗改装の成功と堅調な個配の伸びが目立ち、店舗、無店舗両事業ともに前年同期実績比で106%と好調だった。昨年、地域商店などと提携して開始した地域ステーションも、1月までに取り扱い拠点数417と順調に拡大しており、年度内には600拠点まで達する見込みとなっている。利用人数の大幅増(店舗107%、無店舗111%)が点単価の低下(同97%・95%)をカバー。年度見通しでは、事業高1041億9000万円(17億4000万円・4億7000万円)、経常剰余19億8000万円(7億3000万円・5億5000万円)と当初予算を大幅にクリア。当期剰余も予算の1・7倍に当たる17億4000万円に達する見込みとなった。
●ユーコープ事業連合--2年連続で増収
店舗事業後退に歯止め
03年度は収益力強化に注力

 ユーコープ事業連合は、今年度決算で2年連続の増収を達成する見込みであることが明らかになった。後退基調だった店舗事業に歯止めがかかったことと、個配の高伸長を背景にした無店舗事業が貢献した。03年度は、コープかながわの店舗を中心に生鮮、総菜を強化した「ミールソリューション型」へ転換していくことや、個配に合わせたシステム再構築などで競争力強化を図る。第3次3カ年計画の初年度に当たる02年度状況は、個配の伸長で無店舗事業が堅調に推移しているほか、ここ数年供給高が減少していた店舗事業でも増加に転じる見通しとなっている。特に店舗事業は、拠点生協のコープかながわ、コープしずおかで展開しているミールソリューション型店舗の好調が貢献している。しかし、老朽店舗や小型店舗を中心とした店舗再生プログラムが立ち遅れたことや、生産、物流、情報といった事業基盤が整備しきれていないことなどから、同事業連合では収益力強化を重点に、事業展開を図る方針。店舗事業では、積極的に店舗の統廃合を進め、昨年実験導入したミールソリューション型店舗を展開していく。コープかながわは「ミアクチーナ」タイプを茅ヶ崎市、相模原市などに3店舗出店。コープしずおかは、2月20日、沼津市に開店した「ミオクチーナ新沢田店」を軌道に乗せたい考え。
●関東地区生協--いずれも好調
 関東地区生協の事業がこれまで好調に推移している。さいたまコープが2年連続の事業高1000億円達成が見込まれているほか、首都圏コープ事業連合、ちばコープなどでも予算を上回る状況だ。いずれの生協も点単価の下落傾向が続いているものの、1回あたりの利用高が当初予算を上回っており、無店舗事業での取り扱い品目数拡大などといった取り組みが奏功している。世代別、ライフスタイル別の商品案内媒体「マイキッチン」「キナリ」「ヤムヤム」を展開する首都圏コープ事業連合は、無店舗事業を中心に引き続き好調を維持。店舗事業も供給高ベースで予算どおりに推移している。年末企画も受注ベースで前年実績比110・2%、利用人数ベースで同108・5%と大きく上回っている。
◆日本生協連--食品安全関連法案で見解
実効性の確保求める
 日本生協連は、今通常国会で上程された食品安全基本法案、食品衛生法(食衛法)改正法案に対する基本的見解を発表した。それによると、両法案で「国民の健康保護」「食品の安全確保」や、国、自治体の責務など明記されていることについて「法制度の大きな転換につながる」と評価。「どこまで実効性を確保した運用ができるかが課題」としている。食品安全基本法案では、「日本の食品安全行政の大きな前進につながり得る」位置付けた。しかし「消費者参加の具体的手立ては法文に明示されていない」として、食品安全委員会(仮称)などで消費者参加についての明文化を求めている。食衛法改正案は、「国民等の意見の聴取」の規定を独立して設け、「広く意見を求めなければならない」ことなどを規定したことなどに「生協の主張を大幅にとりいれたもの」と高く評価。「今国会で成立させることが必要」と支持した。体制整備や予算確保を「今後の課題」としている。
◆グリーンコープ連合--商品認証システム開始
 グリーンコープ連合は、食に対する組合員の信頼を回復させるため、「GC商品認証システム」を開始させる。このほど開かれた青果・米産地協議会で、青果生産者と米の生産者に、4月1日から記録(農業日誌への記帳)を依頼、同システムを稼働する。今後、順次畜産関係や食品メーカーにも広げ、最終的には、すべての商品に対する認証の実施に取り組む。具体的には、青果生産者は4月1日から、農作業の記録をしたうえで、同月中に生産者(グループ)で自主確認し、「自主確認報告書」を同連合に提出、5月以降、同連合が監査を行う。米の生産者は、田植えが終わって自主確認を行うので、7月に報告書を提出、8月以降、同連合が監査を実施。報告書の提出は、年2回を予定。
◆生協ひろしま--牛肉産直強化へ
ホクチクファームを産地指定
 生協ひろしまは、JA全農の協力のもと、「ホクチクファーム」(北海道)を指定産地に、牛肉産直事業を開始した。同生協は2月26日、広島市内のリーガロイヤルホテル広島で、ホクレン、ホクチクファーム、JA全農とで産直事業の契約調印式を行った。当日は、同生協組合員代表も参加、試食会も催した。同生協は、2001年のBSE発生以降、組合員から「国産牛の産地指定と飼料の表示」を求める声が高まってきていた。従来、同生協では、牛肉の産地指定は仕入れ形態などによる問題があり、十分な取り組みができていなかったのが現状。しかし、組合員からの、安心して食べられる牛肉を求める声にこたえていくために、昨年から産地指定の取り組みを準備してきた。ホクチクファームは、北海道畜産公社・ホクレンくみあい飼料・釧路サイロの共同出資会社。産地の特徴は、一般的に非常に困難を伴うといわれる小牛の生産農家の追跡が可能で、牛の履歴が明確なこと、早期からホクチクファームの育成管理下に入るため、同生協の要望する牛肉を生産しやすいことなどで、今回の産直生産契約に結びついた。
◆コープしずおか--「ミオクチーナ」3号店が開店
開店4日間は予算大幅増
 コープしずおかは2月20日、沼津市に「ミオクチーナ新沢田店」を開店した。同店は昨年から進めている生鮮、総菜強化型の「ミールソリューション型」店舗で、同生協では3店舗目の出店。オープン4日間の来店者数は、当初見込みを大幅に上回り、供給高も順調に推移している。同店は、売り場面積1500平方メートルタイプで、鮮魚、精肉、総菜、ベーカリーでインストアを導入。特にベーカリーは、これまでの冷凍生地を焼き上げるものでなく、粉の状態から製造するものを採用した。開店4日間の状況は、1人当たりの購入単価は当初計画比の80−96%にとどまったものの、来店者数は120−148%、供給高も108−130%と計画を大幅に上回った。
◆生協ひろしま--マイバッグ全店展開
 生協ひろしまは3月から、レジ清算後にそのまま商品を持ち帰ることができる組合員個人専用の買い物カゴ「マイバスケット」を全店(SM8店舗・小型1店舗)で導入した。同生協は現在、買い物袋の持参運動や、店舗排出ゴミの減量化など、「環境に優しい店づくり」を推進。今回のマイバスケットの導入は、この運動の強化、拡充を狙った。マイバスケットの使い方は(1)購入したマイバスケット(持参カゴ)をショッピングカートに乗せる(2)レジで係に、マイバスケットを渡すと、買い上げ後の商品をマイバスケットに入れてもらえる。レジ作業終了後、買い上げ済みの印として、上に包装紙が掛けられる(3)そのままマイバスケットを持ち帰ることができるので、袋に詰め替える手間が省かれるーーというもの。
◆日本生協連--「かるまぐ」供給開始
 日本生協連は、カルシウムやマグネシウムを間食で摂取できる「かるまぐシリーズ」の供給を開始した。小魚や大豆、ナッツ類を原料に使用したもので、カルシウムやマグネシウムの1日摂取量を表示化するなどの工夫がされている。シリーズ化されたのは「いわしせんべい」や「焼きあじ」「わかめ&小魚チップ」といった水産加工品のほか、ドライ納豆に小魚、アーモンドを加えた「ドライ納豆とおともだち」、ひまわり、カボチャなどの種をローストした「じゃり豆」など。カルシウムやマグネシウムは、成長期の子どもや妊婦、高齢者にとって吸収しにくいといわれており、同生協連では「魚の苦手な子どもにも食べやすいよう配慮した。おやつやおつまみで手軽に摂取してほしい」としている。
◆「グリーンライフ運動」--年間で初の4千人突破
 生協の「グリーンライフ運動」は今年度、年間参加者が初めて4000人を突破、4655人を記録した。これは、前年実績で126・7%。また、受け入れ地域で、「グリーンライフ実行委員会」が設けられるなど、新しい動きも出てきている。グリーンライフ運動は、都市生活者(生協組合員)が自然豊かな農村漁村を訪れ、自然体験を通して地域の人びとと触れ合う、都市と農村の交流活動。1995年、長野県飯山市でのモニターツアーにはじまり、今までに10県54市町村の農村地域に、8年間で延べ2万人近い組合員の参加があった。同運動の基本は、欧州で普及している農家民宿を利用した長期滞在型の余暇の過ごし方で、グリーンツーリズムと呼ばれる。わが国でも、農林水産省がグリーンツーリズムを「毎日の生活を離れ、緑豊かな農村でゆったりと余暇を過ごし、地域の自然や伝統文化、人びととの交流を楽しむもの」と定義。また、過疎化や高齢化で悩む農村地域の活性化対策の一つとしても提唱している。
◆横浜市立大学--”ケータイ”へ情報提供 メールサービススタート
 横浜市立大学は新年度から、「携帯メールサービス」を本格化する。同サービスは、会員登録をしたメールアドレスに限定して配信。毎週月曜日、朝8時に配信する。メールでトピックスを受信(250字)し、詳細は携帯用ホームページに直接アクセスする。同大学生協の田中義信専務は、前職の桜美林学園で、同メールサービスを全国の大学生協で初めて立ち上げた実績を持つ。「組合員への素早い情報提供は、生協の重要な機能の一つだと考える。内容も各店舗でのイベント告知や、情報の問い合わせ受付など、バラエティーに富んでいる。組合員であれば、入会・年会費は無料。今後は、組合員ニーズの多様化に合わせ、サービス内容の充実を図っていく」と話している。
◆インタビュー--新コンセプト店を本格派
--コープかながわ 池之上浩一店舗事業本部長--
「良質で悪化駆逐」へ
現場主体で黒字化目指す

 コープかながわは、03年度計画から生鮮、総菜を強化したミールソリューション(MS)型の新コンセプト店展開を本格化する。日常の食生活だけでなく、季節行事など「ハレ」の日にも対応した食生活全体をカバーすることに主眼を置いた店舗で、実験展開してきた2店舗では昨年、計画を上回る実績を残した。今後の展開の方向性について、池之上浩一店舗事業本部長に話を聞いた。(以下本紙)


トピックス

◆首都圏コープ事業連合--「田んぼ祭り」で生消交流
 首都圏コープ事業連合はこのほど、東京・大手町のJAホールで「第1回首都圏田んぼ祭り」を開いた。この1年間の生消交流で行われた生き物観察子ども発表会として、参加した子ども達による田んぼの絵の展示をはじめ、環境保全型農業と生き物との関係の報告、生産現場の土づくりからの報告など、生産者、生協組合員ら200人が参加した。同事業連合は、農薬や化学肥料を多用する慣行農業から、生態系を豊かにし、環境を保全しながら自給率の向上を目指す環境保全型農業を推進する。従来も、毎年の田植えや草取り、稲刈りなどで組合員が産地を訪れ、生産者と消費者が交流を深めてきた。例えば、子ども達や親子での「田んぼの生き物観察」を行い、水性生物の観察を通して、生態系や環境保全、農業の姿を子ども達自身が体験を通じ考えてきた。
◆全国生協のユニセフ活動--アジア諸国に指定募金
 全国の生協は現在、多彩なユニセフ活動を行い、国際間協力に力を入れている。特に、一般募金のほか、アジアのなかで困難度の高い国(インド・ベトナム・ラオス)を対象にした指定募金に取り組む。2001年度の生協のユニセフ募金は、総額約3億円。これは、日本ユニセフ協会全体募金額の2・5%を占める。さらに生協では、次の通り、ユニセフへの協力活動を行う。▽緊急募金 災害や紛争などの緊急事態が起こった地域への、緊急支援の取り組み▽ハンド・イン・ハンド ハンド・イン・ハンドは、開発途上国の子ども達の生命と健康を守るため、毎年12月に全国各地で一斉に行われる募金活動▽カレンダー募金 大手文具店から寄贈されたカレンダーを「生協・ユニセフカレンダー募金」として、店舗やチャリティーバザーなどで販売、その売り上げをユニセフ募金に充てるというもの▽お年玉募金など 毎年年明け、多くの生協で「お年玉募金」が行われる。これは、生協組合員の子ども達が、新年にもらったお年玉の一部を、途上国の子ども達のために募金する取り組み
◆東京マイコープがアンケート--「食の安全には表示と信頼」
 東京マイコープはこのほど「2002年秋のキャンペーンアンケート」の結果をまとめた。同アンケートは、キャンペーンの一環として毎年行われているもので、02年で6回目。今回は特に、一昨年のBSE発生以降、揺らぐ食への信頼を巡り「食の安全を確保するためには何が大切か」の項目を新たに設けた。回答者数は1万2855人。業態利用別回答割合は、共同購入21%、個配73%、店舗1%で、平均年代は30ー40歳代、平均家族数は3ー4人。「食の安全を確保するためには何が大切か」の回答(複数可)では、信頼できる店や購入先を選ぶが8134人に上り、圧倒的だった。次いで、表示を確認して購入する(4577人)、信頼できるメーカー・産地を選ぶ(4492人)、食の安全にかかわる学習(2053人)、罰則を含めた法規制強化(1923人)と続く。同生協では「食の安全は、人まかせだけでは得ることはできないという積極的な姿勢が表れている」と分析する。
◆日本生協連--「政策のあり方」に意見提出
消費者の権利基本に
 日本生協連は先ごろ、内閣府の国民生活審議会消費者政策部会で取りまとめた「21世紀型の消費者政策のあり方(中間報告)」に対して、品川尚志専務名で、次の意見を提出した。「国民生活審議会消費者政策部会ではじまった『21世紀型の消費者政策のあり方』の検討は、世界的に見ても遅れていた日本の消費者政策を抜本的・包括的に転換し、前進させていくうえで重要な契機になりうるものであり、今回まとめられた中間報告は、時宜にかなったものと判断する。この中間報告に盛られた基本的方向性を踏まえつつ、消費者保護基本法の改正と、消費者政策の充実強化が、実効性あるものとして実現することを要望し、具体的な意見を指摘したい。まず、21世紀型消費者政策全体を通じて、基本的な考え方として(1)消費者の権利を基本に据え、その権利を実効的に保障することを、消費者政策の基本スタンスとすること(2)消費者政策を横断的に担う行政機関を設立し、政策企画・総合調整の機能を持たせるとともに、各省庁に対する勧告権を付与すること(3)学校教育・生涯教育の双方を通じて、自立した権利主体たる消費者を育成する実効的な手立てを講じること(4)新たな時代における消費者団体の社会的役割を明確にするとともに、団体訴権制度を導入すること(5)事業者のコンプライアンス(法令順守)経営を促進する実効的な施策を講じること(6)各種の具体的な制度整備のスケジュールを盛り込んだ基本計画を策定することーーを前提にすべきだ。
◆東海地震を想定し図上演習--日本生協連中央地連など
 日本生協連中央地連・大規模災害対策協議会はこのほど、新横浜・ユウホールで「東海地震想定・生活物資緊急輸送のための生協の広域連携ー図上演習」を行った。東海地震は「残された時間は少ない」(中央防災会議・溝上氏)といわれるように、切迫した状況にある。ある試算によると、死者5900人、生き埋め2万8000人、建物全半壊50万棟、数分後には沿岸一帯を襲う大津波ーーを想定。静岡県は現在、この兵庫県南部地震に倍する想定激甚被害に対して、各機関と総力を挙げ、防災訓練に取り組んでいる。生協は、行政と協定している生活応急物資の供給や店舗などの早期再開で、被災地の生活復旧支援のために大きな期待が寄せられている。同協議会は昨年から、生活応急物資供給のための広域連携プログラムを策定。今回の図上演習は、同プログラムの実践的検証を図った。今回の訓練の特徴は、2月の平日午前11時、東海地震(警戒警報なし)が発生したとの想定で、静岡県の被害想定などをもとに、実際に近い災害シナリオに対応。生協の県との協定に基づく救援物資の緊急供給、被災地生協の復旧・事業再開支援を、日本生協連、首都圏及び東海地域生協の「広域連携プログラム」に基づき実施。
◆日本生協連--欧州生協事業連帯調査から<3>
北欧生協--統一分野拡大へ
 ノルウェー、スウェーデン、デンマークの北欧3カ国の生協は、昨年1月、食品小売事業の統合を目的に「コープノルデン」を形成、事業を開始した。事業の柱は、英国、イタリアと同様、商品の共同仕入れと共同開発。調査団は3カ国で最も規模の大きいスウェーデンを訪問した。同国の生協連では、HM(ハイパーマート)とSM業態への集中で、ROC(資本利益率)15%を目指している。
●開始から1年早くも成果あげる
●店舗コンセプトを統一でブランドイメージも向上
●参加生協拡大へ統一チェーン構築を

(内容は本紙)
◆全国大学生協連調査から--デフレ不況下の学生像<上>
厳しい収入 食費を節約
 「デフレ時代をたおやかに生き抜く学生像」――。全国大学生協連は、このほどまとまった学生生活実態調査の結果について、こうまとめた。それによると、収入の減少から食費を中心に節約する一方、資格やボランティアといった自己成長に興味を持つ学生が増えているようだ。こうした実情に対し、生協はどのような役割を求められているのだろうか。
(内容本紙)
◆ユーコープ協力会--新会長に伊藤ハム専務の田野直忠氏
 ユーコープ事業連合の取引先などで構成するユーコープ協力会の総会が2月17日、横浜市内のホテルで開催され、役員改選では会長を退任する中瀬巧・国分副会長に代わり、伊藤ハム専務の田野直忠氏が就任した。総会には会員271社中、257社350人が出席。02年度決算、活動報告と03年度予算、役員改選などが議案通り承認された。役員改選では、田野氏のほか、ニチレイの福田厚司専務が副会長となるなど6人が新任、中瀬会長ら11人が退任した。

◆ファンケル--次期社長にローソン前会長
4月に組織変更・人事異動
 無添加化粧品の大手、ファンケルは次期社長に藤原謙次(ローソン前会長)を内定した、と2月19日開催の記者会見で発表した。藤原氏は2月28日にローソン会長を退任、3月1日に顧問となり、社長就任は6月15日。池森賢二社長は代表取締役会長となる。
◆東邦金属--卓上ガスコンロ 省エネセンター会長賞
 カセットボンベ、卓上ガスコンロの製造メーカー、東邦金属工業(本社・東京都江戸川区)はこのほど、卓上ガスコンロ「トーホーハンディガスレンジ・サイクロン」など2製品が、省エネルギーセンターの会長賞を受賞した。この製品は従来の外炎式バーナーを内炎式に改良し、ガスの燃焼状態を最良に保つサイクロンバーナーを採用。炎が鍋の内側に集中するため、ガスの消費量が最大20%節約できるほか、着衣の袖口への引火が起こりにくい、鍋の把手が焼損しにくいなどの特徴がある。高齢者世帯や、1人暮らしの人には安心して使用できる。
◆生協納入企業担当者に聞く
--大冷 広域営業部課長 平井孝明氏--
冷凍”骨なし魚”本格提案へ
今年から店舗卸にも参入

 魚嫌いが魚好きにー。食べやすさを訴求した”骨なし魚”が子ども達や女性から脚光を浴びはじめている。テレビなどマスコミ報道も目立ってきた。骨なし魚の先駆けとなった冷凍食品会社の大冷(本社・東京都中央区)は、20数種の骨なし魚を業務用として展開しているが、今年からは、小売店での販売とともに全国の生協にも本格提案することになった。冷凍食品会社としての特徴、今後の生協取り組みについて広域営業部課長・平井孝明氏に聞いた。(以下本紙)
◆企業レポート
--ハナマルキ「高品質商品を提供」--
COOP「熟旨・30食入」好調
3月に「熟成香りみそ ほの香」

 テレビCMなどで知られる、信州みそメーカーのハナマルキ(本社・長野県辰野町、花岡俊夫社長)。同社は、「安全・健康・環境」をテーマに掲げ、素材にこだわり、みそづくりの伝統技術と最新の科学技術を生かして、「おいしく高品質で安全な製品を環境にも負荷をかけずに提供する」ことに注力している。3月には大型商品「熟成香りみそ ほの香」を新発売、今年の主力商品と位置づけ、販売展開を図る。生協は日本生協連、コープこうべとの取り組みのほか、問屋を通じて全国の生協へ商品を納入。同社の企業特徴、生協取り組みなどを紹介した。(以下本紙)


食品情報
◆ヤヨイ食品--人気メニューの提案強化
高級グラタン、ピラフなど
 冷凍食品メーカーのヤヨイ食品(本社・東京都港区)は、高級グラタンの〔デリグラタン〕、ブイトニーブランドの〔地中海風ピラフ〕、手焼風〔オムライス〕など、一般市場で人気の高いメニューを全国の生協に販売提案していく。〔デリグラタン〕はデリグランデシリーズで、高級感を前面に打ち出した逸品。「海老とチーズのグラタン」、「ポテト&ベーコングラタン」、「舞茸としめじのグラタン」の3品がある。昨年秋に一般市場で発売、一時生産が追いつかない人気商品となった。このため昨年末から生産ラインを増強、生協の無店舗販売にも対応できるようになった。現在、全国の生協で拡販強化に乗り出しており、すでにユーコープ事業連合などが4月から販売開始することになっている。〔地中海風ピラフ〕は、提携会社のネスレ日本が展開するブイトニーブランド。外食産業で火がついたことから、昨年秋には、気仙沼工場のIQFライン(米のバラ凍結ライン)を増設、生産体制を増強した。〔オムライス〕は、完熟トマトを使用し、洋食屋の手焼風を再現したものなど4品がある。
◆ハインツ日本--売れ筋のソースとスープ全国の生協に提案へ
 ハインツ日本(本社・東京都台東区)は、生協で好調な売れ行きとなった「グラタンソース」「デミグラスソース」「ホワイトソース」の3品と『冷たいスープ』シリーズ4品の提案強化に乗り出した。「グラタンソース」は、ホワイトソースに、たまねぎ、マッシュルームを加えたグラタン専用の缶入りソース。昨年、関東の事業連合が、マカロニとのセットでチラシ提案したところ1回当たり約5000個の販売数量となった。リピート率も高く、その後の企画提案でもほぼ同数の販売数量と好調だった。同社では、これらの実績をもとに、今年から通年商品として全国の生協で販売提案を強化することになった。「デミグラスソース」と「ホワイトソース」は、同社の柱となる商品のひとつで、販売シェア約80%をもつ人気商品。生協でも無店舗販売で好評だったことから、さらに提案注力することになった。『冷たいスープ』シリーズは「じゃがいものスープ」「かぼちゃのスープ」「えんどう豆のスープ」「トマトのスープ」の4品がある。
◆味の素--残留農薬の分析技術開発に注力
中国・食品開発センター開業
 味の素、調味料・食料カンパニーの昨年7月に設立した上海味の素食品研究開発センターの研究棟が、中国・上海市松江工業区内に完工し、このほど開業した。同センターはオリジンやプロセスが明確な原料の探索、原料供給業者・委託製造業者の査察・指導、原料分析の実施を行い、より高品質で安全・安心な商品のスピーディーな開発を推進する。特に残留農薬の分析技術の導入、開発には多数の要員を投入し、「食の安全・安心」に迅速対応できるよう注力する。中華原料や中華調味料などの商品開発や健康素材の探索も実施する。同センターは分析室や開発室のほか、プレゼンテーションキッチンルームを完備。商品開発にとどまらず、中国料理のシェフのネットワークを構築し、シェフの匠の技を商品開発に取り込むべく、中国の食文化導入にも取り組む。
◆東洋精米機がまた敗訴--無洗米不正競争違反
 東京地方裁判所は2月20日、東洋精米機製作所(本社・和歌山県、雜賀慶二社長)がサタケ(本社・東広島市、佐竹利子代表)のTWR無洗米を誹謗中傷し、営業妨害していたことに対し、不正競争防止法違反の判決を言い渡した。東洋精米機はこれまで、洗米(無洗米)特許2軒でもサタケに敗訴している。東洋精米機は平成13年頃から自社ブランドのBG無洗米を市場先行させるため、サタケのTWR無洗米加工に使用されるタピオカ(熱付着材として利用)には「猛毒のシアンが含まれているから、食べるとシアンが人体に蓄積し、将来重大な支障を招く恐れがある」などの恫喝的な情報を全国の精米卸業者などに文書などで告知してきた。しかしタピオカは、昔からデザートや、うどん、こんにゃくなどの増粘材として利用され、日本では年間28万トンを輸入している。云われなき暴挙に対し、サタケでは平成13年、東京地裁に不正競争行為差し止め請求を行ない、平成14年、東京地裁は東洋精米機に仮処分の決定を下した。東洋精米機は、この判決を不服として異議申立していたが、2月20日、東京地裁は東洋精米機に不正競争法防止違反の判決を言い渡した。
◆不正で3か月の営業停止--「オーガニック認証協会」
 農林水産省は、熊本市のNPO法人「オーガニック認証協会」(理事長・池崎喜一郎)が、生産者などから不正に手数料を徴収していたとして3月から5月の3カ月間、認定業務を停止した。オーガニック認証協会は、農産物や加工品の有機JAS認定を農水省に代わって行なっている機関。設立は3年前で、理事長以下、5、6名のスタッフで事業を運営、これまで350件を超える有機認証、特別栽培認証を行なっている。また最近では養殖水産物の有機認証事業にも乗りだしている。農水省の調べによると、同協会は、認定を求める生産者や加工食品業者に対して、本来決められている料金のほかに「申請料」の名目で1件あたり5000円から4万円の不正な手数料を徴収していた。審査そのものも、必要な書類のチェックが不十分などずさんな管理・運営だった。有機JAS認定機関は、4年ほど前から全国に設立されているが、事業運営は厳しさを伴っているところが多い。同協会でも、不正に徴収した手数料は事業の運営費に当てていた。食のトレーサビリティの強化から、有機JAS認定を求める業者が増大しているが、認定機関の適正厳格な審査体制が求められている。
◆日本生協連--ブームの”発芽玄米ご飯”発売
東洋水産グループが製造
 日本生協連は健康志向ブームに対応した新商品として、レトルト米飯「CO・OP発芽玄米ごはん」を5月1日から発売する。同商品は減農薬栽培あきたこまちを使用、発芽玄米30%配合したもの。トレー型容器を採用し、1パック180グラム×3。電子レンジで温め(湯煎も可能)、フィルムをはがすだけ。食べたい時に食べたい量だけ食べられる簡便性が特徴。発芽玄米は玄米を0・5―1ミリほど発芽させたもの。圧力釜でないと炊きにくい、ぼろぼろして食べにくいなどの玄米の欠点を克服。主な特徴として(1)柔らかくて消化しやすい(2)玄米より栄養価が高い(3)炊飯器で炊くことができる(4)甘みがある(5)冷めてもボソボソしない――などが挙げられる。さらに食物繊維、ミネラル、ビタミンB1、ビタミンEなどの栄養素を豊富に含んでいる。日本生協連の委託を受けて、東洋水産のグループ会社のフクシマフーズが製造。同社では同生協連のPB商品「おいしいご飯」をはじめ、赤飯、五目おこわなどのレトルト米飯を納入。同社の米飯は加圧炊飯製法で炊き上げて無菌製法でパック、酸味料は不使用、米そのもののおいしさにこだわっている。
◆明菓と明乳が共同開発--ロングセラーチョコのアイスバー
 明治製菓と明治乳業は、両社のアイスクリーム事業提携商品の新商品「明治 ストロベリーとチョコレートアイスバー」を全国で発売した。明治製菓の菓子ブランドおよび菓子製造技術、明治乳業のアイスクリーム製造技術を生かした共同開発商品。菓子のロングセラー「明治ストロベリーチョコレート」ブランドを使ったアイスシリーズのノベルティスティックタイプ。イチゴアイスのまわりを、イチゴのフリーズドライを混ぜ込んだチョコでコーティング。イチゴアイスにもイチゴのフリーズドライを混ぜ込んだ。
◆ネスレ・スノー--栄養おやつを新発売 ネスレ「ネスキッズ」2品
 ネスレ・スノー(本社・東京都品川区、飛田周二社長)は子ども向けの栄養おやつ「ネスレ ネスキッズ」2品を、3月18日から新発売。同商品は「カルシウム」「タンパク質」をはじめ、「平成13年度国民栄養調査」で1―6歳での不足が明らかになった「ビタミンD」を含んだ、乳などを主要原料とした栄養おやつ。外側と中心部で違うものを充てんできる、ネスレ独自のコ・イクストリュージョン製法を採用。外側がなめらかでクリーミーなヨーグルトタイプのプレーン味、中心部分はふわふわの食感が新しいフルーツムースの2層構造が特徴。2つの味・色・食感を味わえる。
◆和光堂--高齢者向け食品 4月10日発売へ
 和光堂(本社・東京都千代田区)は、高齢者向け食品『食事は楽し』シリーズとして粉末タイプの「とろみ飲料の素」2品と「とろみ食の素」1品を4月10日から全国のドラッグストア、デパート、スーパーで発売する。とろみ飲料の素は、電解質が容易に補給できるりんご味のイオン飲料と、良質のお茶葉を使用した煎茶がある。水などを飲むときにむせやすい人や、嚥下機能の低下した人に最適。とろみ食の素は、飲み物や、みそ汁などに加えて、とろみをつけ、喉ごしをスムーズにする。熱いお湯で溶かして冷蔵庫で冷やすとゼリーになる。
◆加速する事業再編
●サッポロビール--主要4事業会社を再編
7月、持株会社へ移行
 サッポロビールは、持株会社「サッポロホールディングス」への移行と、それに伴う4事業会社の事業再編について発表した。この事業再編はサッポログループの「酒類」「飲料」「外食」「不動産」の4事業を主要事業とし、積極的な事業戦略の展開が目的。各事業会社の「自主独立したスピード経営による変革」と「グループシナジー効果の創出」で、同グループの企業価値向上を目指す。
●ニチレイ--社内カンパニー制へ移行
4月から6カンパニーに
 ニチレイは組織を社内カンパニー制に、4月1日から移行する。移行にあたりグループ会社も含めた各部門は「加工事業」「低温物流」の2つのコア事業のほか、「水産」「畜産」「バイオサイエンス」「フラワー」の6カンパニーとなる。さらに事業を支援する人事・総務、経理や経営企画などの組織も大きくコーポレートスタッフとコーポレートサービスに役割を明確化して再編、コーポレートスタッフは小さな本社を、コーポレートサービス部門はシェアードサービスとして専門性とコスト意識を高め、サービス事業としての自立を目指す。

物流・機器関連
◆三洋電機産機--30%の消費電力を削減
店舗統合省エネシステム
 三洋電機産機は、スーパーやコンビニなどに設置の冷設機器・空調機器などの消費電力を30%削減する店舗統合省エネシステム「エコ・ストア」システムを10月から販売開始する。また、三洋電機以外の商品を導入しているユーザーには、ダンフォス社(デンマーク)の「ADAPーKOOL」を提供する。「エコ・ストア」システムは、三洋電機製品のショーケースや冷凍機などの冷設機器や空調機器、店舗照明を統合コントローラで一括管理し、各機種を効率的に連携運転させることで、約30%の消費電力を削減する。また、インターネット経由での遠隔制御・遠隔監視機能があり、これら全体の実用化システムは業界初。「ADAPーKOOL」は、すでに世界のスーパーマーケット・ハイパーマーケットに導入され、ショーケース、冷凍機を効率的に運転させることで30%の消費電力を削減することが可能。 
◆サタケ--小型無洗米装置2機種を発売
 サタケ(本社・東広島市)は、2月20日、小型無洗米装置「テイスティホワイトミニ」と「スーパージフミニ」の2機種を新発売した。「テイスティホワイト」は、熱付着材(タピオカ)を使用したNTWP方式で、処理能力は1時間500キログラム。「スーパージフミニ」は加水精米仕上方式(SJR方式)で、処理能力1時間250キログラム。
◆フォーカス/ロジスティクス--流通サービス--
「夜間業務」受託一段と強化
生協特化の対応で躍進

 個配事業の急伸に伴い、流通サービス(本社・埼玉県草加市、川添藤夫社長)の生協取り組みが一段と拡大している。流通加工から保管・在庫管理・輸送まで一貫した高品質な物流サービスを展開。「少量多品目・多頻度・小口配送」や「24時間・365日の作業体制」など、大手物流企業が不得手とする業務への積極的な取り組みが最大の特徴。1974年の創業以来、生協の発展に貢献すべく生協物流を担ってきた同社は、生協実績の約30%を占める首都圏コープ事業連合との取り組みから個配業務の確固たるノウハウを確立。流通加工部門ではスーパーデジタルピッキング(SPD)方式を導入し、高生産性・高効率・低ミス率の商品仕分けを実現。1ラインで500―700アイテムを仕分け、マニュアルピッキングラインとの連動で、最大2000アイテムまでの取り扱いが可能。同社が開発したSPDサポートシステムの併用で、ピックミス率0・017%を目標にしている。
◆豊田自動織機/トランコム--物流ソリューション事業で提携
4月、合弁会社設立
 豊田自動織機とトランコムはこのほど、共同で物流ソリューション事業を展開するための事業提携を行う、と発表した。豊田自動織機は物流機器の事業経験、ものづくりで培った生産・物流ノウハウを生かして、物流の企画、物流センター運営をはじめ顧客の物流全般を一括請負する物流ソリューション事業を展開。トランコムはハードウェア重視のビジネスモデルから脱却を図り、ソフト重視の物流ソリューション事業に注力、顧客基盤を拡大している。豊田自動織機の顧客全般に対するソリューション事業提案力・現場作業の効率化ノウハウと、トランコムの情報システム力・センター運営能力。こうした両社の強みが高い補完関係にあることから、今回の事業提携に至った。今年4月をめどに、新規顧客の開拓、獲得した案件の物流企画・マネジメントの実施を目的とする合弁会社を設立する予定。
◆三洋電機--家庭用ごみ処理機 1日3.2キロを処理
 三洋電機は家庭用バイオ分解式生ごみ処理機「ゴミナイス」(SNS―SD32・S30)を3月21日から発売する。同製品は、家庭用バイオ式生ごみ処理機では初の光学式“みはルックスセンサー”採用で、処理能力を向上。1日2回の投入で最大処理量3・2キロ(連続処理能力は1.7キロ/日、S30は3・0キロ)を実現。同センサーは同社が新開発した含水率センサーで、生ごみ投入をすばやく正確に検知し、いち早く快適処理状態へ制御、生ごみ投入後の処理を早めた。また正確で早い水分量検知で、電気代も約20%低減(同社従来品比、約12円/日)。このほか、ワンタッチでふたが開くワンタッチオープン機構「フット&タッチオープン」を採用、手入れが簡単な「ステンレスボディ」――などの特徴がある。


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